珍しい題名とイラストに目が惹かれて私が借りてみた絵本です。
主人公は女の子のチコちゃんとその飼い猫のブチョロビッチョロ。
ブチョロビッチョロ。
もう一回言うと忘れられない。
しかも、絵本の中で繰り返し繰り返し出てくるので段々その名前を呼ぶだけで面白くなってくる。
癖になる絵本です。
チコちゃんはブチョロビッチョロのことが大好き。ごはんをあげたり、ファッションショーごっこをしたり、お人形ごっこをしたりしてブチョロビッチョロと遊んでいます。
でも、ブチョロビッチョロはチコちゃんがキライなのです。
ある日、家出を決行!
チコちゃんの遊びに付き合いきれなくなり、別の飼い主を探す旅に出るのです。
そして、新しい飼い主のところでぬくぬくしているブチョロビッチョロと、
必死に探しているチコちゃんとの対比が可愛くて面白いです。
そして、猫仲間たちがブチョロビッチョロを諭してくれたり、ブチョロビッチョロにそっくりなネコがチコちゃんの家に現れたり・・・
ブチョロビッチョロはチコちゃんの家に戻るのか?はたまた、新しい飼い主の元で暮らすのか!?
ブチョロビッチョロとチコちゃんの関係性が面白いです。小さい子とペットを買っている家では割とあるあるのお話なのかなー?笑