パン屋の息子のろくちゃん。
なんとも子どもらしさたっぷりの、男の子です。
そんなろくちゃんの暮らしぶりが、4話分のエピソードとなっています。
商店街のみなさんとのやりとりが、とてもいいんですよね。
人情味溢れる、というか。
みんなろくちゃんのことを良く知っていて、わが子のように叱ったり可愛がったりしてくれるんですよね。
我が家のあたりでも、最近は郊外型大型スーパーが乱立していて、いわゆる昔ながらの商店街はあまり元気がないんですよね。
ろくちゃんのいるような商店街の昭和的な雰囲気、懐かしいです。
ほっとする雰囲気の絵本です。
1話1話はそれほど長いお話ではないので、小さなお子さんから楽しめると思います。