また、良い本に出合えました。
おばあさんが大家をしている古いおうちには、コジさんという世界を旅するハンサムな男の人が住んでいて、ビルの合間からのぞく空には、星や月が見える…すべてがおばあさんの大切な宝物であること、それを糧に毎日を生きているんだなって、しみじみ思います。
心を豊かにしてくれるもの、幸せにしてくれるものは、お金でも名誉でもなく、身近な何気ないところにあるんだなって、子どももわかるんではないでしょうか。
読み聞かせをするときは、大家さんとか、シベリアとか、まだわからない言葉も出てくるかと思いますが、話の内容は、小さい子どもでもわかると思います。