とっても小さなポケット絵本です。
最初のページから、ぷっと、ふきだしてしまうような、犬のじんぺいの表情。
すごくいばっているんです。
飼い主の男の子と自分を、じんぺいの目線で比較していきます。
小さな子が読むと、はく・着る・かぶるなどの、衣服に関する動詞をいつのまにか身につけてしまいそうです。
最後のさんぽの場面は、本当に笑えます。どっちがさんぽに連れて行っているのか、よくわからなくなるところがいいです。
落ち込んでいるときなどに、ポケットから取り出して読みたくなるような、大人でも癒される絵本だと思います。