中国の民話です。内容は昔話によくあるものですが、やっぱり面白いですね。
「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいっぱい」「ながすね」「あつがりや」「ぶってくれ」などなど、名前からして特徴がすぐにわかるのも子どもにとっては楽しいですよね。王さまの出す次の難問に立ち向かうのは誰なのか子ども自身が先を推測することが出来るので、自分の推測が当たったときの喜びが大きくて「ほらね、思ったとおり!」という楽しい気分になるようです。
『シナの五人きょうだい』と同じような内容ですが、私は絵の強烈さで『シナ〜』の方がご贔屓かな。でももちろんこちらの赤羽末吉さんもいい味出してますよ。