4年生の長男に勧める本を探しながら岩波少年文庫を読み、自分が楽しんでいます。
10人兄弟の真ん中の10歳の男の子のお話です。一番上の兄がすでに働いており、いつもはその兄からのプレゼントを楽しみにしていたのですが、今年は様子が違います。
クリスマス前に兄が乗った船が行方不明となり安否もわからないままになります。兄が見つからないことが家族の一番の心配ですが、今年は兄が用意してくれるはずだったプレゼントがないことも兄弟を悲しませています。主人公は思い立って兄の代わりにプレゼントを用意しようと奮闘します。そしてクリスマスには本当にすてきなことが起こります。
対象年齢が「2、3年生から」となっている通り、低学年からでもスラスラ読めるストーリーです。