私の子ども時代では有名だった佐藤さとる氏と村上勉氏の名コンビの詩の絵本です。
雨をお供にやってきた春の夜風。
日暮れ時から、徐々に雨風が酷くなってきて…
夜の雨と風は不安になります。
布団に入っても、外から聞こえてくる音で、
いろんなことを想像をしてしまって
なかなか寝付けません。
ページをめくるたび、
子どもらしい空想の世界が広がって、
読んでいて、とても楽しい。面白い。
読み手も空想の世界に連れて行ってくれます。
物語ではなく、詩で表現されているところが良かったと思います。
何度読んでも、この名コンビの作品は懐かしくもあり、いい。
タイトルも素敵。
大好きです。