原題は『Bunny’s Book Club』。
本文を読んでいて、私だったら、題名は、
絵に描かれた「Bunny’s Book Club」だなあ、と思っていただけに、
原題を確認して、嬉しかったです。
もちろん、福本友美子さんの意訳も、これはこれで味わいがあります。
本の大好きなうさぎが主人公。
そのきっかけが、図書館の外でのおはなし会というから、いいですね。
ところが、夏が終わって、館内のおはなし会となり、
図書館に入れないうさぎのとった行動がすごいです。
夜間、ブックポストから図書館に忍び込むとは!
さらに、つられて動物たちも、という展開が愉快です。
もちろん、気づいた図書館員さんの対応も素晴らしいです。
図書館の決まりについても、学ぶことができますね。
なにより、読書の楽しさいっぱいで幸せ気分でした。
小学生くらいからでしょうか。