だるまちゃんシリーズは有名ですが,大人になるまで読んだことがありませんでした。ぬいぐるみを見かけたことから興味を持ち,福音館書店のHPで作者の加古里子さんのインタビューを見つけました。
その記事を読んでから,『だるまちゃんとてんぐちゃん』を初めて読んだのですが,だるまちゃんのお父さんが加古さんのお父さんと重なって見え,とても微笑ましく思いました。
子供が欲しがるものを何でもかなえてやりたいと思う親心が肯定的に描かれていて,「我慢させないと!」と大仰に構えなくてもいいのかなって安心できたような気がします。(なんでも買い与えている訳じゃなく,創意工夫で家にある物でだるまちゃんは満足します。)