後路さんというと元アリス館の編集長でもあり、『絵本から擬音語擬態語ぷちぷちぽーん』という著書もあり、赤ちゃん絵本にも造詣の深い方という印象があります。
何気なく手にした本ですが、文がその後路さんでした。
慌てて走る恐竜が気になる動物たちは後を追いかけます。
その時の音が「ぴっぽぴっぽ ぶにぶに ちろろちろろ」と独特な擬態語。何を現わしているのかわかりますか?
動物たちが恐竜の新しい命を見守る様子がとても優しく暖かく描かれています。
子どもはたくさんの人の手に見守られて生まれて生きていくことが幸せって言われますが、この絵本を見ているとそんなことを思い出させてくれます。
新しい命の誕生は、周りの人たちも幸せな気持ちにしてくれますね。