大好きなゴフスタインさんの絵本。
線で描かれたものではなく、グレーの紙にパステルで描かれているのが
珍しくて手に取りました。
白い雪や、子どもたちのたぶんウールであろう洋服の感じが
グレー地にパステルのこの表現でとっても感じが出ててなるほどなぁって思いました。
雪の中で遊ぶ子どもたちやお父さんの後姿がかわいい。
お父さんも子どもたちに負けじと、腰をぽっきり曲げて
無心で雪だるまを作っているのがいいなぁと微笑ましかったです。
冬で雪のお話だけど、あたたかいぬくもりを感じます。
幸せな家族のお話です。
そしてもうひとつ思ったのは、「あちらの雪だるまは、玉が三つで足もあるんだなぁ」ということでした。