小学一年生の娘が学校のお話会で読んでもらったらしく、家でも読みたいと言うので図書館で借りて来ました。
ジョニーくんがある日、森で偶然出会ったくまの子ども。
ジョニーくんは家に連れて帰って一緒に暮らすことにします。
最初は良かったけど、だんだん体が大きくなってきて、隣近所の畑や食料小屋を荒らすようになってしまいます。
何度も森の奥に離してきても次の日には帰ってきてしまうくま。
ジョニーくんは鉄砲を片手にある決断をして、くまを連れて森に入っていきますが・・・。
ジョニーくんもくまも悪気はないのに、どんどん追い詰められていく様子に胸が痛くなります。
“その終わり方だけはやめて!”と心の中で願いつつ、残j酷な終わり方を想像してしまいましたが、思いがけない方法で救われ、本当にほっとしました。
くまに限らず、自然界にいたはずの動物を人間が飼うというのは難しいですよね。何が動物にとって幸せなのか・・・。
考えさせられるお話です。