7歳の息子が宇宙好きで、これまで沢山の本を一緒に読んできました。その中に、昔の人が想像した宇宙の図が載っていて、そこには大きな象が世界を支えているものや、ドーム型の天井に見えない糸で星がぶら下がっているもの等、面白い絵が沢山あり「そんなわけないよね」と息子と一緒に笑っていました。
が、しかし。この本はそういった物とは大きく異なり、古代や中世の人々が思い描いてきた宇宙の姿を本気で、全力で図解してくれています。
それらを見ていると「本当にこれが間違っていると言い切れるのか?」と自分の知識を疑ってしまうほど。
仕掛け絵本という形なので、子どもにも手に取りやすくなっていますが、内容はかなり深く、読み応えがあります。
宇宙はどのように終わるのか。別世界への抜け道がある?等、考え始めると止まりません。