むかしばなしって、小さいときにいろいろと聞かされたはずなんですが、大人になると、すっかり忘れていて、案外、保育園などで本を読んでもらっている子どもの方がよく知っているものです。というわけで、むかしばなし再発見と題して、この「こぶとり」を読み直しました。
村上康成さんが描くおじいさん、とてもかわいらしいです。めそめそじいさまとのんきなじいさまが出てきます。二人のちがいは、ほっぺたについたこぶを悲観するか楽観するか…悲観するめそめそじいさまは、痛い目にあいます。意地悪でもなんでもないのに、両方にこぶをつけられて、なんだかかわいそうになってしまいます。
でも、めそめそしていてはいけないよ!明るく、明るく!って解釈すればいいかなあ。
むかしばなしの教え、大切にしましょう。