1〜5歳位のお子さんには、この絵本のサイズがやっぱりベストだなと思います。
メイシーちゃんシリーズの作者の作品に、当時すぐ飛びつきました。
キャラクターが独特で、カズンズカラーともいえる色使い。
内容は、シマウマのこどもザザの家に弟が生まれる前後のお話。
家族が一人増えるっていうことで、ザザのこころにわきたつ小さなさざ波。ザザは、ママの背中ばっかり見ている生活。パパまで。
ついに、ザザが「…して!」っていったら…。
お兄ちゃんになるっていうことは、兄弟に自分や家族の時間をわけあたえるっていうことであり、自分の時間がもっとたのしくなるっていうことなのかな。
3歳当時の息子は、「うちにもくる?おとうと?」って聞いていましたっけ。
最後のページは、見開き一杯の絵で、ザザが変わらず大切にされていることが描かれています。お兄ちゃんお姉ちゃんが読んで満足できると思います。