まず、お断り、極々、極私的評価です。
我が家は高齢出産で、多分、第二子は無理であろう現実であるにもかかわらず、兄弟がほしいですと、頭を下げる息子。
そんな話を友人としながら、本屋に行ったのです。すると友人が「あら、これあなたんとこにぴったりよ」というので、ぱらっとみるとたしかに、どんぴしゃり。これはいいと、下読みもせずにその日の夜早速、読み聞かせました。「森中で兄弟のいないのは彼一人でした。」息子の目がきらりんと光るのを見逃しませんでしたわ。そして、どんなすてきな春がくるのかしら、とおもいきや、、、、
がああああああん、春になって彼には三匹も兄弟が生まれているうううう、、、、これで森中みんなに兄弟が生まれました。で終わり。「ほうら、俺だけ、俺だけ兄弟がいない。おかあ、三匹兄弟産んで」ときた、、、、、あああああ、やっちゃいました。おっちょこちょいの友達を持ったおっちょこちょいな私。
教訓:
たとえ、我が子であれ、下読みはみなさんいたしましょう。
考えれば、主人公はうさぎ、多胎なのよね。
この本に罪はない。スーザン・バーレイの絵はすてきでしたわよ。