とても童話館らしい作品だなぁと感じました。
主人公の少年は、王様とお妃様から、日曜日のお茶にご招待されます。
ともだちつれてよろしいですか。
と、尋ねると、いいともいいとも、と快諾して下さる王様とお妃様。
少年が連れてきた友達には、びっくり!
その後も、繰り返し、少年を招待してくれる王様とお妃様。その都度、びっくりなお友達を連れていくのですが、それでも何度も誘ってくれるとても心の広いお二人。
少年が連れてくる友達は本当に意表をつく友達ばかりなのですが、
王様とお妃様の大らかな対応からか、上品にまとまっていると思います。
わたしはこのお話を読んで、おちゃのじかんにきたとらを思い出しました。
予想だにしないことが怒っても慌てないで平常心な対応。お国柄なのかな。すごいと思います。