なまけものの農夫が、かっているあひるをこき使って自分は、ベットの中でお菓子を食べたりして全然働かない。それなのに、絶えず家の中からあひるが働いているかチェックしている。なんだかとっても気の毒なあひるである。見かねて農場の他の動物たちが、会議を開いて農夫をやっつけて追い出してしまう。最後はハッピーエンド。動物皆で仲良く農場を切り盛りするのだ。動物たちのセリフはすべて鳴き声そのままの繰り返しというところにインパクトがあり、読み手も何をしゃべっているのか自分たちで想像しながら読み進める。農夫がベットから転げ落ちたり、追っかけまわされたりする姿は子供は、ゲラゲラ笑っていた。正義が悪を倒す爽快感がある。