娘が3歳の頃に読んで大受けだった「うんちっち」。
そのシモンが出てくる本ということで、大喜びで図書館から借りてきました。
今回のシモンの決まり文句は「オオカミだー!」。
意味なく繰り返されるだけだった「うんちっち」に比べると、ちゃんと意図するところがあって発せられる「オオカミだー!」にシモンの成長を感じます。
でもね、分かってて嘘をつくのはやっぱり悪いことですよ。
だからお父さんがしっかりお仕置きをします。ただ叱るのではなく、ユーモアのある方法で。こんな風にいけないことを教えられたら素敵ですね。
それでも懲りないシモン。人の子だから微笑ましく思いますが、もし自分の子だったら怒っちゃうだろうな・・・。
「うんちっち」ほどには受けませんでしたが、それでもなかなか面白い絵本でした。