ロジャー・デュボアザンの素敵な絵に惹かれて借りたのだけど…。
私はサンタクロースの話には方言はあまり使ってほしくないなあと
思っています。
以前も「サンタのトナカイがいなくなったクリスマス」を読み、
サンタの広島弁に違和感を感じたのだけど、今回の関西弁にも
同じ違和感を感じました。
確かに、関西弁で楽しいし、ノリもスピード感もいいのですが、
サンタさんは特定の地域ではなく、全ての子どもたちの特別な存在なのだから。
でも、ロジャー・デュボアザンの絵はやっぱりしっとりと魅力的だったし、
一つ残されたプレゼントも色々想像できて楽しかったです。
風邪ひき中のトナカイの目つきには、思わず笑ってしまいました。