前から気になっていた本で、クリスマスは過ぎてしまいましたが、図書館の返却棚で見つけて読んでみることにしました。
絵本ですが、小説の短編のようなボリュームです。
女性が進出できない分野はまだまだありますが、サンタクロース=白人のおじいさんというイメージがあります。
このお話の中では、そんなイメージを吹き飛ばすかのように、いろんな国、人種のサンタクロースが登場します。
それぞれの意見がその国の考え方を彷彿とさせるところがあり、読んでいて、クスッとするところもあります。
オチも意外な感じがして、重く暗いテーマを扱うことが多い東野さんの小説とは違った趣でした。