大好きなドン・フリーマンの作品なので読んでみました。
いつの作品かと思ってみたら、2005年初版で、しかもロイ・フリーマンに著作権ありの記載がありました。
ドンのHPを見たら、この作品は最初に書かれてから50年経って発行されたとありましたので、実は1955年の作品だったと分かり納得です。
ロイは、恐らくドンの御子息かと思います。
とても珍しい絵で、モノクロにマフラーと雄牛の眼だけが赤という象徴的な色あいです。
物語は、子りすのアールが、初めて一人でどんぐりがとれるようになる冒険物語です。
可愛い子には旅をさせよを地で行く物語そのものなのですが、読後感が爽やかで心を暖めてくれる一冊になると思います。
ドン・フリーマンならではの作品ではないでしょうか。