家にあったボロボロのこの絵本を、息子がみつけてめくり
ひとりで読んでいました。
一人でクスクス・・。
「この絵本面白いよー」とオススメされて。
ポーランド民話だったんですね。
巣を守ってもらう約束で、ひばりがオオカミのためにおこす
いろんなドタバタ劇。
結婚式のご馳走を平らげたり、ビール(!)をがぶのみするオオカミ。
とのさまのだいじなろうそくたては粉々に。
あらーやっちゃった〜と子どもにとっては普通だったら
怒られちゃうようなことをやってるのが痛快なんでしょうか。
かなりうけてました。
そうして、絵は佐々木マキさんでした。
作風が少し今と少し違うのですが、やっぱり何か愉快な雰囲気が
滲み出るのかしら。
子どもは冒頭のページの、遠景に小さく描かれた馬たちの目線がこっちを向いていることに気づき「馬さんたちはひばりの卵がいいなーって思ってるんだよ。」と。
そんなちょっとした細かいところも絵から読み取っているんだなぁと
面白く思いました。