谷川俊太郎さんが邦訳しています。
原本が出版されたのは1968年のようです。
ポール・ガルトンの絵は、見ているだけでなんだか楽しくなります。
せんじつ「おとなしいめんどり」を読んで、とても面白かったので、
似たような題名の絵本を探してきました。
ところがどっこい。ストーリーも、にわとりのキャラクターも、
あちらとは全く違いました!
このお話は昔話をモチーフに作られているようです。
私のきいたお話では、頭に木の実がぶつかった「最初の生き物」が、空が落ちてきたのと勘違いして、周りの生き物たちをパニックに陥れる。だけのお話でしたが、
この絵本では最後に「ギョッ」っとすることが起きてしまいます。
ホントにホントに、びっくりしました。
こういうちょっと怖いラストをこのむお子さんも多いですが、
うちの子は、たぶん嫌がりそうです。悲しい結末。とか、
最後に主人公が死んじゃうとか、大嫌いなので…。
でも、展開としてはすごく面白かったです。
ポール・ガルトンの魅力にすっかりハマってしまいそうです。