柔らかな絵なので温もりを感じます。
赤ちゃんライオンのワンダが助けられ、その後ぼうやに可愛がられる場面を見て、そのまま人間の手によって育てられ動物園などで飼われるのかな?など想像しました。ですが、ワンダは自然に返され…
一度群れから離れると野生として生きていく難しさをよく描いていると思いました。
ライオンの赤ちゃんなので天敵である動物達からは近づかないで??など言われ、一人で家族探し求める旅へ。。
ライオンの家族を探し求めて年を重ねていき、そのまま高齢に…年老いて目見えにくくなった頃、大人になったぼうやに再開できた。というお話でしたが、もう少し大人になるまでの過程を描いてほしかったな。と思いました。ずっと一人で旅をする中で、何か支えになったもはあるのか・狩りなどしたことのないライオンがどうやって食事などにありついていたのか…など。。
ライオンが歳を取るまでの年月を子供と一緒に想像しても面白いかもしれません。
ゴールの見えない旅に信念を持って歩き続ける姿がかかれているので、子どもにもゴールが見えなくても努力すればいつか結果が見えてくるのではないか。と伝えられる絵本だと思いました。次は子供と読んでみたいと思います。