かなり汚いお下がりの本としていただいて
期待せずに娘と読み始めたのですが
もうふたりで滅茶苦茶引き込まれました。
ここ最近一番のヒットです!!
石集めが趣味のロバというあまりに地味な設定に
娘は当初「読みたくない」と駄々をこねていたのですが
ちょっとしたうっかりから石になってしまったあたりから
(ここら辺からのくだりが、旦那曰く「ドラえもんののびた」ぽいらしいです)
急加速で面白くなります。
どうなるのだろうとハラハラしつつ読むのですが、
なかなかロバに戻ることができず
だんだんあきらめの境地になり
身も心も石に近づいていくところは、切なささえ漂います。
いろいろな偶然が重なり
最後はハッピーエンドなのですが、
本当に最後まであきさせない、すばらしい構成でした。
こういう面白い本を見つけると、誰かに話さずにいられませんっっ。
(現に、帰ってきて着替えを済ませていないだんなについて回って読みきかせました^_^;)