創作の物語風に見えて、実はこれは科学の絵本です。(と、思います)
主人公の「ぼく」が開いた一冊の本。それは“ゾウ”に関することが書いてある本でした。
かわいらしいお部屋のかわいらしい男の子。このお部屋はゾウっぽいものでいっぱいです。
マントルピースはゾウの足みたいだし、カーペットもゾウ柄。ぬいぐるみの乗っているテーブルもよく見てくださいね。
でも、科学的な解説をつけているところで、ゾウ達の姿はとてもリアルに描かれていました。
この使い分けが個人的にはとても好印象でした。
この作品を読んで、ゾウについて今までよりもよく知ることが出来ましたし、ゾウのことをもっと保護していくために、私にも何かできないかなぁと、考えるきっかけになりました。