「与えるものは成功する」という言葉を、時々耳にします。
自分の利益よりも相手の利益のために行動する方が、結果的に成功する、ということだそうです。
この絵本の主人公であるぴょんぴょんは、今日が友だちのみみーの誕生日だということを思い出し、りんごをあげることにしました。
そのりんごは、プーおばさんのためにおつかいをしたご褒美でした。
でもそのりんごが、どこを探しても見つかりません。
そして、メーメおばさんにあげたことを思い出します。
この時ぴょんぴょんは何も持っていないはずですが、すぐに素敵なことが起こるのです。
絵本のテーマと違うかもしれませんが、「与えるものは成功する」とは、きっとこういうことだと感動しました。
お子さんに繰り返し読み聞かせると、とても素敵な大人になるかもしれない絵本です。