小学4年生で転校してきて、ことばがおかしいと笑われ、跳び箱ができないといじめられ、クラスの恥さらしとののしられ、妹は、学校に行けなくなりました。
妹が、ずっと家に閉じこもっている間、いじめた子どもたちは、中学生になり、そして、高校生になっていきます。
そして、妹が最後に残した言葉に、心が痛みます。
どうして、こんなことが起こる世の中になってしまったのでしょう。
『自分と同じでないと許せない。誰かを差別することで自分を保つ。』
こんなこと、あってはいけないことです。自分が知らないうちに加害者になっているかもしれないこと、今一度考えてみたいと思います。