実は、戦争と平和の絵本を読んでやりたいと、借りてきたのですが、戦争ではなくいじめの絵本でした。(でも、作者のことばで、なぜこの絵本がシリーズに入ったのか、よくわかります。)
いじめにあった妹が、やがて学校に行かなくなり、心を閉ざし、ひたすら鶴を折り、やがてひっそり死んでいく・・・悲しい実話です。
いじめた張本人たちは、妹の存在さえ忘れて、中学生になり高校生になり、笑いながら家の前を通りすぎていくのです。
長男も長女も、かなりショックを受けたようでした。
余韻にひたってる時に、いじめを見て見ぬふりをすることも、いじめてるのと変わらないということを、強く訴えました。
美しく悲しい絵も、とても合っています。