ページをひらいた瞬間、これは子供達がきっときにいると感じました。
かわいらしいポロは島のおうちでひとりで暮らしています。
そのお家も、生活も、とっても楽しそう。
家庭菜園の野菜を摘んでお鍋でぐつぐつ、釣った魚も一緒に煮込んで
夕日を眺めながら海辺へテーブルを出して夕食。
なんて優雅で贅沢な過ごし方!
これだけでも、ポロに興味心身なのに そこへ雲にのったうさぎのリリがやってきます。
口笛をふくと雲がつぃ〜っとやってくるなんてステキ!
子供と一緒に私も心が踊る。わくわくする。
なにかがはじまるような、扉がひとつ開いたような、そんな気持ちになる絵本です。