たいやきが猫を追いかけるという突飛な内容です。
くろねこのニヤニヤがお皿に盛られたタイを盗み食いしようとしたら・・・「タイをくうな!」なんと空中でたいやきが怒鳴っているではありませんか。びっくりしたニヤニヤは逃げる。たいやきは追いかける。とうとうニヤニヤは底なし沼に追い詰められ・・・。
けたの大きい数を覚えられたら・・・との思いで描かれたのでしょうか、追ってくるたいやきが100→1000→10000匹・・・と徐々に増えていくのです。
1ページに2行ほどしか書かれていないのであっさりと読み終えることが出来ます。「あぁ、なるほど」というオチでしたが、はっきりとは書かれていないので気付かずに「え?」と見落としてしまうかもしれません。更にお話が続くともっと楽しめたと思います。