ジュポン博士のご自慢は、10羽のインコ。
毎日決まった生活を送り、温室に入ってお決まりの挨拶をする
博士に、インコたちはもうあきあき。
博士をからかってやろうと、温室の穴の開いた窓ガラスから出て行って、
・・・・・・。
この後懸命に家じゅうを捜す博士。
涼しい顔で、いろんなところに隠れるインコたち。
両者が対照的で楽しいです。
小さい読者さんは、インコ捜しも楽しめると思います。
さんざん博士を振り回したので、インコたちは温室に戻るのですが、翌朝、憔悴しきった博士が、温室で久々にインコたちを目にすると、・・・・・・。
ああ、こりゃ だめだ!っていうエンディングの言葉に大笑いしました。