ジュポン博士が飼っている10羽のインコ。
いつも同じ言葉かけの博士をからかってやろうと、
インコたちは温室を脱走。
さあ、博士が家中インコを探し回りますよ。
「ここにもいない」という博士ですが、ほおら、よく探せばいますよね。
しかも、その数にも規則性が・・・。
ラストはネバーエンディング?
博士らしいですが・・・。
『Cockatoos』(インコなどの白色オウム)が原題ですが、
『10わのインコどこいった!』という軽快な訳出がお見事です。
数字に敏感な中三長男が知らぬ間に読んでいました。
数学的展開を期待してやや拍子抜けだったようですが、楽しんでいましたよ。
作者は『チョコレート工場の秘密』でお馴染のQ・ブレイク。
ストーリー展開にぴったりの絵が愉快でした。