男の子が使っていた小さい椅子が、またその子の子供の為に使われるよ
うになった喜びを椅子の気持ちで表現されている絵本です。
なんて素敵な再会でしょう・・・・・
不要になって手放してしまった男の子が、大人になってパパになる前に
偶然見つけた小さい椅子です。自分が使っていた椅子と知らずに、大切
な思い出の椅子に愛着があり懐かしかったんだと思います。
家具職人のおじいさんが、「ちいさい子供と仲良くしてくれよ」と言っ
て作った椅子を、おじいさんの思いを忠実に守っている椅子に、いつま
でも物を大切にして欲しい思いが込められています。