遊ぶ友達がいなくて途方にくれたかんたに起こる不思議なお話。でたらめな歌から登場した3人の変な名前の妖怪は、皆かんたと遊びたがり、それぞれ夢中になりながら遊んでくれる。だけど、ふと寂しくなり、「おかあ・・・」と言いかけると、かんたは現実の世界へ戻るのだ。本当に怪しく、不思議なお話である。ストーリーの面白さと、妖怪の変てこぶりに、子供はもう夢中になります。題名の不思議な響きもすごく耳に残るので、読後に子供も口ずさんでいました。
子供の好奇心が、むくむくと湧き出すような絵本です。妖怪好きにもお勧めです。