おばけブームのうちの息子。
カーテンやタオルをかぶって「おばけだぞ〜」とか、毎日そんなことばかりやってます(笑)
夏だし、そんな息子のためにおばけの絵本を!
おばけのアンリは、友達を家に招いて晩餐会を開きます。
アンリはおぼんにのせて料理を運びますが・・・
アンリは壁を抜けられるけど、おぼんは通れないのです。
それに、アンリが用意した色とりどりのカクテルを飲んだら、
みんなそのカクテルの色になっちゃうんです。
そのほかの料理も、全部その色になっちゃうから、おばけたちってなんだか忙しそう!
「へぇ〜おばけってそうなんだぁ」って、妙に感心しちゃいました。
アンリが「今夜の特別メニューだよ」って出てきたものを食べると、
みんな「ほっぺがとろけそう!」と言いながら
透明になっちゃいます!
これはいったいなんなの〜?
最初はアイスクリームかなぁと思ったのですが・・・
でも、おばけ同士は見えてるみたいで、
透明なままお皿を片付けたり、つまづいてこけたりしています。
(おばけってつまづくの〜?)
コーヒーを飲むとおばけたちは見えるようになります♪
人間だったらこれでお開きというところですが、
おばけは最後に元の色に戻るためなのか、白いものを飲んでいます。
ってことはおばけの晩餐会は、どこもこの飲み物で〆るのかなぁ!?
最後にみんなをビックリさせちゃったアンリを見て、
息子は「おばけやなぁ」と一言・・・
いやいや、みんなもアンリも、もともとおばけですから!(笑)
おばけなのに、おばけを見て怖がるなんて、
なんだかかわいいなぁと思って笑ってしまいました。
おばけのことが分かったような、余計分からなくなったような・・・
不思議な絵本ですね。
子どもも私もたっぷり楽しませてもらいました!