2歳の娘が大好きなおばけの絵本です。
おばけのアンリがお友達を招いて晩餐会。
コース料理が運ばれるテンポが
お茶目なおばけたちと相性がよく、
何度も読んでしまう絵本です。
おばけたちは食べたもので
色が変わります。(透けるのかな?)
サラダを食べて「みどり!」
サーモンを食べて「ピンク!」
チーズを食べて「きいろ!」
色の変わったおばけを
娘は楽しげに色を言って指さし。
でも、とあるメニューを食べてからは
透明になってしまうページが続きます。
「いない!」・・・「いない!」・・・「きえちゃった!」
娘の焦る姿が可笑しい。
そして娘は結末を目にしてから、
アンリがどこにいるか、いつも気にして見ているようです。
キッチンを指さし、「いるね!」と。
食卓に誰も描かれていない裏表紙も
娘にとっては一大事。
「いない!」「きえちゃった!」と。
最後まで気が抜けませんね。
おばけの変わりかたの絶妙さに感心。
お月様が少しずつ動いたり、
カクテルやミルクのカップなどがカラフルだったり、
細かいセンス、おしゃれなデザインが素敵。
さすがフランス発の絵本、大人も面白く読めます。
お友達をもてなしたり、
料理を褒めたり、後片付けを手伝ったり。
礼儀正しい、可愛いおばけたち。
さらに透ける特性がユニークに活かされているので
子どもでも彼らをこわがったりはしなさそうで安心です。
夜空の下、お城を後にする白いフヨフヨたちはどの子もお腹いっぱい。
その可愛い、幸せ〜な姿に、読んでいるこちらも満たされます!
親子で楽しめる、可愛い絵本です☆