かかりつけの小児科待合室に置いてあり、一度読んだことがありましたが、気に入ったようで、次に図書館で見かけたときにまた借りてきました。
自分でにわとり小屋のドアを開けたくせに、勢いよく飛び出すにわとりにびっくりして逃げ出してしまう、ちょっととぼけた王様が主人公です。
随所に笑えるポイントがちりばめられていて、少し長めのおはなしですが、最後までダレずに読めてしまいます。
リズミカルな文章、奇想天外で楽しいストーリー、そして長新太さんのカラフルな絵。三拍子揃っているからこそ、子どもの心を掴むのだろうな、と思いました。