これは「ふしぎだな?知らないこといっぱい」というシリーズの1冊で、長い夏休みなどに子どもたちが読むのにぴったりの、科学絵本です。
まずは心臓の「トックントックン」動く音を例題に“1秒”という時間を考えさせてくれます。それが1分になり1時間になり…。
こういう時間が1秒だとか、1分だとか、例えば3週間で髪の毛が約1センチ伸びるとか、具体的な時間を身近な出来事で表現してくれているので、とても想像しやすく面白いです。
ラストでは未来に進んでいく時間を示唆しながら終わっているので、
この本を読んだお子さんたちは、「時間」というものの興味を現在進行形で受け取ることができそうです。
この絵本を資料として、夏休みの研究をやりたくなるお子さんがいるかもしれませんね。