缶の中に住んでいる2匹のネズミのヒックリーとカエルー。
2匹の住む家缶はお風呂だってちゃんとあります。
お風呂に入りたい時は、浴室が上にくるように自分たちで
家缶を転がして部屋の位置をかえます。
そんな不思議な家缶は、ネコに追いかけられたり
スーパーに転がり込んでしまったり
いろいろなハプリングがつきもののようです。
さかさまの部屋がグチャグチャになってしまうであろう家缶は
現実にはありえないですが、この絵本を読むと
『家缶ってあるかも』という気分にさせてくれました。
子供たちは、2匹が缶の絵を描き変えるのが上手だね〜とか
いつも一緒の部屋にいるから仲良しなんだね〜とか
ひっくりかえる家に住んでるヒックリーとカエルーなんだ〜とか
短い文章の絵本ですが、すっかりお話の中に入り込んだようで
色々な気がついたことを話してくれました。
とても楽しめます。
さらに家缶のペーパークラフト付きなので、読むだけでなく、
実際に家缶を手にとって楽むことができるのがスゴイ!
我が家の二人の子供は、それぞれが家缶を欲しがるので
コピーを取って2個作ることになるのかな?
まだ制作していませんがワクワクします。