対象年齢4〜5歳らしいですが、
7歳の息子が小学校で読んで気に入ったらしく、
図書館で借りて来て一緒に読みました。
作がやなせたかしさんとはちょっとびっくり。
やなせさんは「あんぱんまん」だと思っていたら、
絵本作家さんだったんですね。
このライオンのお話は、
まったくアンパンマンを連想させるストーリーも絵もなく、
しかも表題からは想像できないような、ちょっと悲しく切ないお話。
ラストがはっきりせず気になるところではあるけれど、
読み手の解釈にお任せするということなのでしょう。
息子は、「あれ、小学校で読んだのとちょっと違う。」と。
ずいぶん昔の絵本のようなので、
今に至るまでに、ちょっとずつ、モデルチェンジしていったのかな?
小学生にはちょっと短い一冊ですが、
息子と一緒に読めてよかったと思いました。