お母さんのお腹には赤ちゃんがいて、もうすぐお姉ちゃんになるみほちゃん。だけどお姉ちゃん扱いされて、嫉妬の気持ちは隠せません。
そんなとき、お友達の家に遊びに行くと、そこには少し前に生まれた赤ちゃんが・・・。
友達の妹である赤ちゃんと実際に触れ合って、みほちゃんの嫉妬の気持ちは自然とやわらぎ、希望や楽しみに変わっていくのです。
その気持ちの変化が、へたに脚色されずに、すごく自然に描かれているのが印象的でした。きっと同じような経験をした子はいっぱいいるんじゃないかなぁ。素敵な絵本ですよ、とっても。
少し長めのお話なので、4〜5歳以上の子におすすめします。