昔懐かしいタイトルで選んでみました。
といっても、生の紙しばい屋さんを見たことは
ありませんがその良さが伝わってくる本でした。
昔のように仕事をしてくるとおじいさん。
お菓子を作るおばあさん。
でも出ていくと、街並みはすっかり変わっていて。
その変わりようには冷たさを感じました。
果たして集まってくれる人はいるのだろうかと
かわいそうな気持ちになりましいたが
なんのなんの。
子供のころ楽しんだ大人たちが集まっていました。
紙しばいだけでなく、昔のいいものは
どんどん受け継いでいくべきだなあと思いました。
最後のページでは心温まりました。
作者をよくよく見て、その事にも驚きでした。