紙芝居やさんは私が子供の頃にはもうあまり見かけなくなっていたのだと思います。
多分、私の親の世代が楽しんだものでしょう。
でも何故か懐かしさを感じるのです。
紙芝居と共に子供の楽しみでもあった駄菓子のイメージがあるからでしょうか。
テレビの普及とともに見かけることが少なくなった紙芝居やさん。
この紙芝居やさんのいいところは、やっぱりテレビと違って、人と人との交流がそこにあることだと思います。
人との関わりはやっぱりいつまで経ってもちゃんと覚えているもの。
だからこの紙芝居やさんを懐かしく思う大人たちがしっかりといたのでしょう。
うつりかわった街並みとは反対に、いつまでも変わることのなかった子供たちの心に、ホッと心が温かくなる思いでした。