私が辛くて、辛くて大泣きした後に読んでいる絵本です。
私も、アナグマのように居なくなった後、みんなが悲しむだけじゃなく、楽しかった思い出や、私がみんなに分けてあげる事のできた何かを語って貰えるような人間になりたいと思わずにはいられません。
その為に、今は辛くても、最後には居てくれて良かった、そう思われるように頑張らないといけないと、立ち上がる事が出来るのです。
私が小さい頃に母はこの絵本だけは本棚にいれずに、手の届かない棚の中に大切に仕舞っていました。
そして、今は私が大切に自室の棚の中に仕舞っています。
将来、私に子供が出来たら、「これは、おばあちゃんが大切にしてた絵本だから」と棚に大切に仕舞っておき、子供が大きくなって、このお話の素晴らしさが理解できるようになってから、私も母のように自分の子供に託してあげたいと思います。