子供よりも私がとっても気に入った絵本です。
文字が波打って流れていくように書かれている
せいでしょうか?読んでいてフワフワと、
力が抜けていく気分です。
絵も素敵です。ユル〜イ感じというか柔らかくかわいいです。
ブランコのページは主人公のぼくが飛び出してきそう!
フワフワのママのイスや
赤い顔してがまんのパパのイスは
読んでいて顔がゆるみます。
どれも子供にとって大切な場所。
主人公のぼくが「ぼくのイス」と教えてくれると、
子供にとって私も大切な場所なんだろうなって思えて
少し幸せな気分になりました。
私の息子も自分のイスにこだわりを持っているようで、
娘が使っていたりすると、叫んで怒ります。
大切な自分の場所なんでしょうね。
アオくてちいさなイスにパパが座っているページでは、
我が家の子供達は「壊れちゃうよ!」と心配そうでした。