ウォッシュバーンさんが災難に合うかもしれないときの顔が、いちいち面白かったです。
ドアに挟まれている姿なんかは、「アウッ!」って、声が聞こえてきそうです。
からすの時は「ヒヤッ」かな?、くもの巣の時は「チェッ」かな?
ページをめくるたびにその反応にワクワクしている自分がいました。
テキストは短いのに、的確にウォッシュバーンのその時々の状況が伝わってくる。
さすが、中川ひろたかさん×高畠那生さんの作品だなと思いました。
身近にありそうでなさそうなユーモアにクスッとなってもらえたら、「やった!」って感じですよね。
3,4年生くらいから中学生くらいのお子さんたちにお薦めです。
今は時期的に読み聞かせに入ることが難しい時期かもしれませんが、こんな時こそ、せめてご自宅で、自分のお子さんたちに読んであげてください。