秋冬のクリスマスシーズンになると読みたくなります。
原作も持っていますが、絵本ではありません。長い文章に少し挿絵がある程度で、酒井駒子さんの挿絵で情緒的な絵本になっています。
少年に大切にされていたウサギのぬいぐるみが、ある日切ない運命になるこのお話はあまりにも有名です。
おもちゃにとっての幸せは本物になることなのか
そこにいつも引っかかってしまい、なかなかレビューガ書けませんでした。
愛されたおもちゃにはご褒美がある。意志を持って動けるようになる。
自分に起こった奇跡を、ウサギはきっと大事に生きていくのだろうなあと思います。、
善い行いをすると転生した時も幸せになれるという欧米独特の考え方が、背景にあるのかなあと思いました。
素敵なお話だけれど、読むたびに考えさせられます。
単純に、おもちゃを大切にしようねで終わらせたくないお話です。
大人が何度読み返しても、また読後感が違います。