現在、伊藤秀男さんの絵本に注目して読んでいます。
作品を検索して、内田麟太郎さんとのコンビということでどんな話だろうと興味を持ちましたが、実は内田さんのナンセンスは感想が書きづらくて少し苦手でもあるのです。
表紙から伊藤さんらしい朱色がインパクトがあると思いました。
「あさがきました」で始まる書き出しに、内田さんの文はいつもながら無駄がないなと思います。
朝、いきなり海が空に浮かんでいたら、そんなことありえないですが、怖いですよね。
せきとりが八百屋のトマトにしがみついているのがユニークでした。わらをもつかむとは、こんな気持ちなのかもしれないと思います。
摩訶不思議で迫力のあるお話だと思いました。